国際ゴシック様式は1380年頃から1430年頃にかけて、ヨーロッパ各地の宮廷で制作された写本挿絵を中心とする絵画に見られる様式。ゴシック末期で彫刻から絵画へと主要な技法が変わっていく時代でもあった。
ここでは、その前段階としてアヴィニョンでの教皇宮造営、カール4世による帝都プラハ、ブルゴーニュ公国でのフランコ･フラマン派の活動を経て、国際ゴシック様式がヨーロッパ各地で見られるようになるまでの過程を追っていきたい。

世界美術大全集10　ゴシック2、世界美術大全集
ルネサンス 用語集

彫刻から絵画へ
アヴィニョン 教皇宮造営
帝都プラハ
フランコ･フラマン派
国際ゴシック様式