
帝都プラハ
皇帝カール4世(在位1346〜78)は帝都をプラハに定め、イタリア・北方各地から画家・職人を招き作品を購入し、大聖堂・城館を造営した。郊外のカールシュタイン城内の諸礼拝堂の壁画・板絵がよく知られている。
聖十字架礼拝堂の装飾はプラハ生まれで宮廷画家の称号を持つテオドリック(活動期1348〜65)の工房によって描かれた、多数の聖人・聖女の量感に満ちた半身像板絵が並べられている。
1355年かその直後に描かれたとされる、トンマーゾ・ダ・モデナの「聖母子、聖ウェンケスラウスと聖パルマティウス(三連祭壇画)」も置かれていた。右図右下
世界美術大全集10 ゴシック2 ルネサンス 用語集
トンマーゾ・ダ・モデナ
聖母子、聖ウェンケスラウスと聖パルマティウス
テオドリック親方と工房 聖十字架礼拝堂 モノクロ
1367年以前 プラハ カールシュタイン城
聖十字架礼拝堂の装飾はプラハ生まれで宮廷画家の称号を持つテオドリック(活動期1348〜65)の工房によって描かれた、多数の聖人・聖女の量感に満ちた半身像板絵が並べられている。
1355年かその直後に描かれたとされる、トンマーゾ・ダ・モデナの「聖母子、聖ウェンケスラウスと聖パルマティウス(三連祭壇画)」も置かれていた。右図右下
世界美術大全集10 ゴシック2 ルネサンス 用語集
トンマーゾ・ダ・モデナ
聖母子、聖ウェンケスラウスと聖パルマティウス
1367年以前 プラハ カールシュタイン城
