大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 indwx

東西交流 2

帝国各地の王族や地方君主の使節団が大都にやってきた。彼らは特産品や珍しい商品を携えた、公的で大規模な通商使節だった。また各地から多くの商人が大都を訪れた。
宗教界では、全真教の祖師がチンギス・ハンを追って中央アジアを巡った。ネストリウス派の司教は大都からフレグ・ウルスへ行き、さらにアルグン・ハーンの使者として西欧各地へ向かった。ローマ教皇の使者としてフランチェスコ派の修道士プラノ・カルピニやルブルクは中央アジアを旅し、モンテ・コルヴィノは大都にカトリック教会を開いた。日本からも多くの留学僧が元を訪れている。
世界各国史4 中央ユーラシア史