
聖務日課書
聖職者が日常唱える聖務日課を収めた書。聖務日課は教会が聖職者の義務として命じた礼拝、祈禱などの毎日の務め。詩篇、交唱、答唱、賛美歌、聖書の抜粋など。宗教的規律を守るために古くから制作され、しばしば装飾も施された。
版画が採用されると、各都市も木版で印刷され装飾された独自の聖務日課書を持つことになった。
1296年頃 オノレ親方 フィリップ4世の聖務日課書
世界美術大事典 小学館、世界美術大全集10 ゴシック2
ルネサンス 用語集
版画が採用されると、各都市も木版で印刷され装飾された独自の聖務日課書を持つことになった。
1296年頃 オノレ親方 フィリップ4世の聖務日課書
世界美術大事典 小学館、世界美術大全集10 ゴシック2
ルネサンス 用語集
フランドル派の写本「グリマーニの聖務日課書」についての説明もあるが、後日取り上げる予定。