大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

コントラポスト

主に丸彫り彫像で用いられるポーズ。彫像の胴体がねじれ、重心が片足にかかる。
紀元前5世紀、古代ギリシアで発達した技法。ルネサンス期に復活しミケランジェロの「ダヴィデ」では大きな効果を見せている。
着衣像・裸体像どちらにも用いられ、緊張感とリアリズムを導入し、彫刻の角度や量塊によって光の戯れを生み出した。
誇張されたコントラポストはマニエリスムの彫刻家に好まれた。
ルネサンス百科事典 原書房