
画家の妻マルガレーテの肖像
額縁の記銘から、1439年に制作されたヤンの妻マルガレーテ、33歳の肖像だとわかる。視線がこちら(観者)を向いていることから、制作者ヤンとの私的な意図から描かれたとされる。視線が観者を見つめている肖像画は自画像か特定の私的意図を持つ場合に限られるらしい。
以前、ヤンを描いた対作品があって、2点ともブリュージュの画家組合に所蔵されていたという記録が残されている。髪型は「アルノルフィーニ夫妻の肖像」と同様でこの地方の特徴らしい、個人的には手が小さすぎるように感じる。
1430年代
ヤン・ファン・エイク Jan van Eyck
画家の妻マルガレーテの肖像
1439年 板 油彩 32.5×26cm
ベルギー ブリュージュ 市立グルーニンゲ美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
以前、ヤンを描いた対作品があって、2点ともブリュージュの画家組合に所蔵されていたという記録が残されている。髪型は「アルノルフィーニ夫妻の肖像」と同様でこの地方の特徴らしい、個人的には手が小さすぎるように感じる。
1430年代
画家の妻マルガレーテの肖像
1439年 板 油彩 32.5×26cm
ベルギー ブリュージュ 市立グルーニンゲ美術館
世界美術大全集14 北方ルネサンス
