大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

ガリツィア・ヴォルイニ公国

キエフ・ルーシの南西部にガリツィア公国とヴォルイニ公国があった。1199年、ヴォルイニ公ローマンはガリツィア公国を併合してガリツィア・ヴォルイニ公国をつくり、大公を称した。ローマンは1202年にキエフを征服し、一時的にドニエプル川までその版図を広げた。ポーランド、ハンガリーと国境を接し、ドナウ川沿岸を通してビザンツ帝国とも関係を保ち、国際的中継貿易で栄えた。
ローマンの死後、貴族の反乱やハンガリー、ポーランドの介入で混乱したが、ローマンの息子ダニイロが1238年から1245年にかけて公国を再建した。
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