
オランダのアジア内貿易2
2 武力による領土の支配はおこなわず、地方の支配者を会社の庇護のもとにおいて取引する方法。
モルッカ諸島北部のテルナテ島、ティドレ島、中部のアンボン島、セラム島などでのクローヴ(丁子)取引。
スマトラ東海岸のジャンビ、パレンバンなどでの胡椒取引。
3 支配者と条約や協定を結んで取引する方法。
インド、ペルシア、ベンガル、日本など。
1610年代 オランダのアジア内貿易1
世界各国史14 スイス・ベネルクス史
モルッカ諸島北部のテルナテ島、ティドレ島、中部のアンボン島、セラム島などでのクローヴ(丁子)取引。
スマトラ東海岸のジャンビ、パレンバンなどでの胡椒取引。
3 支配者と条約や協定を結んで取引する方法。
インド、ペルシア、ベンガル、日本など。
1610年代 オランダのアジア内貿易1
世界各国史14 スイス・ベネルクス史
東インド会社は紅海入口のモカからインド洋、東南アジアを経て台湾、日本にいたる広大な海域に約20カ所の要塞と多くの商館をおいて貿易活動を展開した。ほかのヨーロッパ人は1680年代までにインドネシアからほぼ追放されて、胡椒以外の香辛料はオランダ人がほぼ独占するようになった。1730年代まで会社の経営は安定していた。18世紀になると香辛料よりアジア産の綿布、茶、コーヒーなどが求められるようになった。これらは東インド会社の独占とはならず、会社は赤字をだすようになっていった。
