大航海時代とルネサンス 大航海時代 ルネサンス 歴史 参考文献 index

トレビゾンド帝国を征服

コンスタンティノープルを陥落させたメフメット2世はイスラームの掟シャリーアに従って掠奪を許した。その後、市内に入って住民の保護を宣言し、都市再建に着手した。帝国の都をエディルネから移し、コンスタンティヌスの街という公式名称は残されたが、ギリシア語の「都市へ」を意味するエスティン・ポリンに基づくイスタンブルの名前が広まっていった。
帝国の支配組織の専制化・集権化が進み、コンスタンティノープル征服に反対した大宰相を処刑、その後デウシルメ(少年徴集制度)などで集められた宮廷奴隷出身者が大宰相・宰相に任じられることが多くなった。